定置網漁の仕組み
定置網漁は、魚を自然な回遊の流れで捕獲する方法です。定置網は、海岸近くを回遊する魚を遮る「手網」と、そこに誘導された魚が入る「胴網」で構成されています。魚は泳いでいる途中で手網に出会うと進路を変え、最終的に沖に設置された胴網に入ります。胴網の奥には「たまり」と呼ばれる部分があり、一度入った魚が外に出にくい構造になっているため、ここで漁獲されます。
この漁法は、刺し網や流し網とは異なり、魚を生きたまま捕獲できる点が特徴です。さらに、漁の開始からおおよそ3時間で帰港するため、魚の鮮度をしっかりと保つことができます。一度網を設置した後も潮の流れや台風に注意しながら、常に維持・管理が必要です。
この漁法は、刺し網や流し網とは異なり、魚を生きたまま捕獲できる点が特徴です。さらに、漁の開始からおおよそ3時間で帰港するため、魚の鮮度をしっかりと保つことができます。一度網を設置した後も潮の流れや台風に注意しながら、常に維持・管理が必要です。
当社の定置網漁
当社では、日高沖約2kmに定置網を設置しています。漁期は春(4月下旬~7月下旬)と秋(9月1日~11月20日)の二つに分かれ、春は「岡・中・沖」の3カ所、秋は「岡・沖」の2カ所に網を張ります。各網には左右に水揚げのポイント(たまり)があり、春は6カ所、秋は4カ所漁獲します。
漁獲される魚
主に春には時鮭やさくらます(本鱒)、秋には秋鮭を漁獲します。漁期中は日曜日を除く毎日、早朝4時半から5時に出漁します。船倉に氷水を準備し、約15分で最初の「たまり」に到着。網上げ作業が始まりますが、魚を傷つけないよう、慎重に少しずつ網を引き揚げます。約3時間かけて全ての網を揚げ、新鮮な状態で船の魚層に保管され、浦河港に戻り水揚げされます。
鮮度管理と水揚げ
当社の水揚げは、加工工場のすぐ近く、歩いて1分ほどの漁協前で行います。秋鮭は漁師たちの厳しい目で7つのグレードに選別・時鮭やさくらますは重量別で選別します。選別後は、氷水で冷やしたタンクに入れられ、鮮度を保ちながら計量後、入札を経ずにそのまま当社工場に運ばれます。この過程では、鮭が地面に触れることなく処理されるため、衛生的に行われます。
このように、当社では鮮度と品質・衛生を最優先に定置網漁を行っています。