漁獲から水揚げまでの一貫した温度管理
当社の漁業部門、三水漁業では、平成19年に鮭定置網漁船「漁吉丸」を新造しました。この漁船は使用する海水を滅菌し衛生的に漁獲物を保管できる海水滅菌装置を搭載し、漁獲物を保管する水槽「ダンブル」には断熱処理が施されています。さらに、海水循環装置も設置しており、漁獲物は水氷で冷えた滅菌海水にて保管され、漁獲から水揚げまで鮮度を維持します。
船上での活〆処理
一部の魚種は、漁獲後すぐに船上で活〆処理(エラ切り→脱血)を行っています。この工程によって、以下のメリットが得られます:
- 魚が暴れる際に消費される旨味成分(ATP)を保ち、乳酸などの疲労物質の蓄積を防ぐことで、魚の味が劣化しません。
- 死後硬直が遅れるため、腐敗の進行を抑制します。
- 血液を抜くことで微生物の繁殖を抑え、腐敗を防止します。
このような手間を惜しまない処理により、最高の原料供給を実現しています。
鮮度を保った加工
漁獲された魚は、加工場の目の前にある漁協で直接水揚げされます。秋鮭や時鮭・さくらますは入札を経ることなく、漁協から工場まではわずか1分の距離で、鮮度が保たれたまま加工に入ります。この迅速な流れにより、入札結果待ちの時間や輸送の遅延がなく、魚の鮮度が確実に保たれます。
これこそが、私たちの自信を持ってお届けする「鮮度と旨さの違い」です。